木材加工業界の最新イノベーションやメガトレンドが集結したハノーバー。世界160カ国から合計80,000人もの人が視察に訪れ、中には遠く離れたアジアやアメリカからの来場者も少なくありませんでした。ドイツメッセAGの会長兼CEOであるヨッヘン・クックラー氏は、リグナの公式ホームページで次のように述べています。「全体の60パーセントが海外からの来場者でした。これはつまり、リグナ展が世界有数のグローバル見本市としての地位をさらに高めたということになります。」 

世界市場を牽引するライツが今年の展示会で重点を置いたのは、知識とノウハウ、そして効率性。その展示ブースは、詰めかけた来場者の熱気で明らかに目を引いていました。新たなビジネスチャンスの獲得や人脈拡大に繋げる活発な交流が行われ、時には軽食やドリンクを楽しみながら、旧知の関係者との対面による再会を喜ぶ場面も。いずれにおいても、ライツは当初の目標を上回る成果を達成することができました。とりわけ顧客や招待客との会話は、前回の開催時に比べると、より一層刺激的で興味深いものだったと言えるかもしれません。週の半ばに開かれた恒例の記者会見では、招待された多くの国内外のジャーナリストで会場が満席となり、出席したライツは今年のイノベーションと主要テーマについて説明を行いました。  

さらに、世界有数の見本市となったリグナ展のオープニングを飾ったのは、「ライツ・リレー・ツアー」。多数のライツ従業員が、果敢にもオーバーコッヘンからハノーバーまで、リグナのバトンを持ってドイツを数週間かけて横断したのです – カーボンニュートラルに寄与する「自転車」で! 持続可能性、団結心、そして参加者全員で達成した偉業を象徴するイベントとなりました。1,200キロを走破した後は、見せ場となる盛大なオープニング・セレモニーで、ニーダーザクセン州農林大臣であるミリアム・シュタウテ氏が、ライツ取締役員ユルゲン・ケッペル氏を迎え、バトンを手渡しました。

期待を遥かに上回ったリグナ展での5日間。最終日にケッペル氏は、満ち足りた様子で言葉を結びました。「誰もが待ち望んでいた、リグナ展独特の雰囲気と対面形式のコミュニケーションを4年ぶりに取り戻せたハノーバーは、非常に素晴らしかった。」 活気に溢れ、来場者の笑顔が目立った「リグナ展2023」は、すでにライツ従業員の気持ちを再来年へと向けています。
 「リグナ展2025」で再び皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。