パネル材の小割加工に使われるツールは、その構造上、作業音がうるさく重量も重いものが多いため、作業者や機械に大きな負荷がかかります。こうした問題を解決すべく、ライツは10年以上も前に先駆的なツールソリューションを開発しました。縁貼りにおいて持続可能性、効率性、品質の新基準を打ち立てた、軽量で音が静かなダイヤマスターウィスパーカットジョインティングカッターヘッドです。以来、在オーバーコッヘンの業界トップメーカーは、その充実した製品ラインナップを幅広く取り揃えるまでに至りました。 一体型HSK32Rアーバーをはじめとする製品バリエーションにより、従来のジョインティング加工を最適化し、ひいては製造コストの最適化をも実現します。
ウィスパーカットプログラムのメリットは、一言で言うと「軽く、静かで効率的」。完璧なエッジ/切断品質と、ジョインティングカッターヘッドの大幅な低騒音化に技術設計を凝らしたツールです。50%軽量化した軽金属ツールボディの閉じた形状が騒音を最大5dB(A)低減、機械および作業者の耳を守ります。さらに、高い評価を得ているDFC®技術がもたらす最大95%の集塵効果により、優れた加工品質が得られます。
もちろん、それだけではありません。ウィスパーカットカッターヘッドは、工程全体において作業時間の短縮とコストの削減を実現。他社類似品が多く出回る中、今もパイオニアとしての業界基準を示すウィスパーカットシステムは、特にコストとメンテナンスでその違いを見せつけます。特別に開発されたダイヤ刃は、ツールに装着したまま再研磨が複数回可能。替刃式の場合はユーザー側で交換可能。つまり、ツールの外径を不変に保つことで、従来システムより段取・調整時間の大幅な短縮につながるのです。あらゆる面で効率的なソリューションと言えるでしょう。
ダイヤマスターウィスパーカットジョインティングカッターヘッドは、刃を約3回再研磨できるベーシックと、大きな再研磨しろで約10回再研磨できるウィスパーカットプラスの2種類。いずれも、要件に応じて孔付またはシャンクツールで使用可能。さらに、一体型ハイドロアーバーやHSK32Rアーバー搭載にも対応します。高い同芯性と軸振れ精度を実現し、加工品質の向上やツールの長寿命化という大きなメリットをもたらします。
またライツでは、レーザーエッジシステムのユーザー向けにウィスパーカットエッジエキスパートのバリエーションも取り揃えています。最大3回の再研磨が可能なのはもちろんのこと、インパクトのある特殊な刃の配列が加工品質をさらに向上させます。ご要望に応じて、最大10回再研磨できるウィスパーカットプラスのジョインティングカッターヘッドもご用意できます。
ウィスパーカットシリーズの開発によって、お客様のニーズを汲み取った家具製造業界向けツールシステム開発の先駆けとなったライツ。ジョインティングカッターヘッドの再研磨は、全世界120か所以上で展開する「ライツサービス」へぜひご依頼ください。時間の節約になるだけでなく、お客様ご提供の設定データとあわせて再調整を行い、メーカー品質を十二分に蘇らせる「ライツサービス」は、ツールを長く効率的に使えるように「簡単・迅速・確実」にお客様をサポートいたします。